外から帰ってきたら必ず鼻うがいをして風邪予防

風邪予防の基本とはなんでしょう?
上位頚椎不安定症の私はうがい手洗いだと思います。
風邪が流行りだす季節。病院や保健センターで手洗いうがいの徹底を促すのは、それがもっとも簡単で効果的な方法だからなのですね。
空気が乾燥するこの季節はウイルスや病原菌が空気中にウヨウヨしています。人込みから帰ったあとは目に見えない細菌で喉や鼻の粘膜は侵され、それが結果的に体調を崩す原因になるのです。
毎日必ず外から帰ってきたら手洗いうがいはする、それでもよく風邪をひいてしまう、という方はぜひ鼻うがいを試してみてください。
かくいう私も体が弱く風邪が流行りだす季節は必ずと言っていいほど体調を崩していました。それがこの鼻うがいを取り入れてからというもの、滅多に風邪をひかなくなったのです。
方法は簡単ですが、ちょっとしたコツを知っておくことで格段に行いやすくなります。
鼻うがいとは文字通り鼻孔から鼻腔を水で満たし、その水を排出することで鼻の粘膜に付着した埃や細菌を除去する方法です。
でも鼻の中に水が入るとキーンって粘膜が痺れた感覚になって痛い思いをすることありますよね。あれは体液と水道水とでは塩分濃度が違うために、浸透圧にも違いが出て、それで水道水だとキーンとなってしまうのです。
考えてみれば鼻水でキーンとなったことはないですよね? それはつまり鼻水の塩分濃度が体液の濃度と同じだから、ということが言えます。
ならば水道水も体液と同じ濃度にしてしまえばいいわけです。やり方は簡単。コップ一杯(250mlくらい)の水・もしくはぬるま湯に塩を小匙2分の1程度加えてやればいいだけ。これであの辛いキーンはなくなります。
鼻うがいはあまり知られていませんが、風邪予防の効果は絶大です。いくら喉のうがいを念入りにしていても、鼻の粘膜に菌が付着したままでは、風邪をひきやすくなります。
やってみるとスッキリしてすごく気持ちいいですよ。ぜひ試してみてください。